義歯
入れ歯が痛い・・
しっかりと咬めるようになると期待して、作ったはずの入れ歯が、『口に合わなくて痛い』というお悩み相談される事が増えています。
入れ歯が合わない理由
入れ歯は作って装着したばかりの時は、あくまで人工物です。お一人お一人のお口に合わせる調節を行い、違和感なく使用できるようにする必要があるのです。また、調整については、各個人様の顎の状態で変わります。調節回数が少なくてすむ場合もありますが、顎の状態が悪いと、繰り返し調整をする必要があります。
入れ歯の製作後、調整が途中なのに、調整をしていない患者様が多く、未完成の状態で放置されているのと同じなのです。 しっかりと時間を使い、調整を繰り返せば、痛み・違和感は解消されます。
現在、「何度調整しても痛い」「入れ歯が合わない」という場合に悩まれている方は、セカンドオピニオンとして、現在の院以外へ通院する方法もあります。まだ、作製を終えられておらず、検討している状態なのであれば、作製をする前に、セカンドオピニオンを取り入れることを強くおすすめしています。
入れ歯を長持ちさせる為に・・・
- 1.
- 素材により異なりますが、入れ歯は長期間使用すると、すり減ったり、ヒビが入ったりする事があり、その事が原因で痛みが出てくる事があります。入れ歯は定期的にチェックすることで、入れ歯を長持ちさせる事や、壊れる事を防ぐ事が可能です。
- 2.
- 年齢を重ねると、骨自体がだんだん痩せてしまい、入れ歯が少しずつ合わなくなります。
食べ物が詰まる、痛みが出るなど、様々な不具合が起こります。
定期的にチェックを行うことで、入れ歯が壊れる事を未然に防ぐことができます。 - 3.
- 部分入れ歯の場合、ほとんどが残っているご自分の歯に、入れ歯を支えるバネをつけます。
支えになっている歯が悪くなると入れ歯を使うことが出来なくなり、作り直す必要が出てきます。
金銭的負担が大きいので、入れ歯を長持ちさせるには、作ってからのケアが大事です。
義歯料金
- 保険適応素材
- 主な素材はプラスチックです。
ただし、臭いや汚れを吸い込みやすく、長期間の使用で変色、すり減りが起こりやすい素材でもあります。
また、製作するうえで一定の厚みが必要となり、その厚みが口内の強い違和感となることが特徴です。 - ノンクラスプ
- 審美性にも優れた入れ歯です。
金属のバネが無いので痛くありません。軽い、薄い、弾力性があると三拍子揃っているので、装着した時の違和感を感じにくく、噛み心地も段違いに良い点が特徴です。 - コバルトクロム
- 保険入れ歯の約1/3の薄さで、熱伝導性、耐久性に優れています。金属床義歯としては一番長く使われている素材でもあります。
また、厚みも薄いので、違和感なく快適に使える事が特徴です。 - チタン
- 従来のアクリルレジン義歯に比べて薄く作ることができ、装着感、熱伝導性、耐久性に優れています。吸水性がなく汚れが付きにくくなっています。チタンはインプラントに使われるように生体親和性に優れた金属であると同時に、従来の金属床に比べ軽く仕上がります。
- ゴールド
- 腐食による変色が起こりません。金や白金の使用により、ゴールドならではのとても奇麗な輝きが実現可能です。また、加工が行いやすく、人体との適合性が良い事が特徴です。